フラメンコ特有のリズム「コンパス」とは?

フラメンコのリズムを語る上で欠かせない言葉があります。
それは「コンパス」です。

フラメンコの曲は、常にリズムが流れ続けていると、
前項で触れましたが、
そのリズムをどこで区切るかを定義したものが、コンパスです。

つまりコンパスとは、リズムの枠組みと言えます。

一般的に、ポップスやジャズなどの曲の長さを表す場合は、
4小節、8小節、16小節・・・、といった小節数で考えますが、
フラメンコの場合、1コンパス、2コンパス、3コンパス・・・というように
コンパス数で数えます。

たとえば、フラメンコの曲の中に、
12拍子で演奏されるブレリアという曲があります。
このブレリアは12拍で1コンパス、ということになります。

この12拍をひとつの単位として考える面白さは、

2拍子が6つでもあるし、
3拍子が4つ、でもあるし、
6拍子が2つでもあるということ。

つまり、12拍の中身が自由自在であるということです。

2拍子になったり、3拍子になったり、行ったりきたり・・・。
頭がこんがらがってしまい、
油断すると、平気でリズムが外れてしまいます。
いやー、エキサイティングですね~(笑)

自由であればあるほど難しい
それこそが、フラメンコの難しさであり、面白さなのです。