春を向かえ、大学4年生になりました。
この年の5月、
日本と韓国で共同開催された
第17回FIFAワールドカップで
日本中が騒がしい中、
僕は一人、さまざまな大学の
フラメンコサークル部を渡り歩いていました。
スペイン語学科のある外国語大学だったり
「超」が付くほどのお嬢様女子大(!)だったり、
それぞれの大学ごとにまったく違う特色や雰囲気があり、
それを感じるだけでもとても新鮮で楽しかったです。
いくつかの大学の
フラメンコサークルを渡り歩いた中で、
とある一つ年下のギター弾きの男の子と仲良くなりました。
彼は大学時代にフラメンコギターを始め
独学で3年間弾いてきたのですが
僕と同様周りにギターを弾く人はおらず、
ずっと独りで弾いてきたというのです。
「僕と同じじゃん!」
同じ境遇ということもあったんですね。
彼と初めて会ったときから
すっかり意気投合して、
サークルの時間中ずっと語り、
居酒屋へ移動しては語り、
しまいにはそのまま
彼の家に泊まりに行って語りました。
(後にも先にもこんな経験は初めてでしたが)
そこで衝撃の言葉を聴いたのです・・・。