「踊りの伴奏ができれば、
メシを食うことが出来る!」
と思った浅はかな僕は、
まずフラメンコサークルの友人達に
CDやビデオ、歴史本や解説本などなど、
片っ端から資料をもらいました。
まったく踊りの伴奏の知識がなかったので、
とりあえず情報収集をしようと思ったのです。
しかし、頭では一通り知識が入っても、
いざ実際に踊りと合わせてみようとしても
何をどうしていいのか分からない・・・。
一応コード進行は事前に調べて
なんとなく弾けるようになったのですが、
問題は、踊り手とのコミュニケーション。
専門用語連発で、
いきなりワケが分らなかった記憶があります。
忘れもしない、
そこで最初に挑戦した曲は
「ガロティン」
でした。
「1コンパスは8拍で・・・」
コンパス??
「ジャマーダをしたら止まるんです」
ジャマーダ??
・・・僕は邪魔な人間なんだ(笑)
このとき22歳でした。
6歳からギターをやってきたのに、
踊りの伴奏の弾き方がまったく分らない!
それまでは、楽譜を使って
フラメンコギターを弾いてきたので、
楽譜を使わず踊りを見て弾く
という作業が出来ないのは、
当然といえば当然なのですが、
それでもかなりヘコみました。
「ギターでメシを食う!」
という夢はいきなり
大きな壁にぶつかってしまいました・・・。